私が終わりました。
面白いって評判なので観てきました。
スティーブン・キングはローズレッドがそんなに怖くなかったので怖がりの私でもいけるんじゃないかな！と楽観的に考えたのが間違いでした。
帰ってきた勢いで書いてます。
ネタバレありです。
ストーリーとしては必要な場面ですが、羊の屠殺シーンがあるのでそういうの苦手な方は要注意です。
猫は死なないし、犬は出てきません。
びっくりドッキリ系が苦手な方も要注意です。思ってた以上にびっくりさせてきました。
以下ざっくりしたあらすじ。
とある町で子どもの失踪事件が多発しており、ビルの弟ジョージーも雨の日一人で遊びに出かけ、”それ”に捕まってしまう。
弟を探すため調べるビルや仲間たちの前にも”それ”が現れ、ビルは仲間と共に”それ”に立ち向かう。果たして”それ”の正体とは。
まず私は前作を観ておらず、どんな話かもよくわかってなかったんですよね…「何かピエロが出て怖いらしいスティーブン・キング作品。なお子どもは可愛いしスタンド・バイ・ミーみたいだった」ぐらいのぼんやりさです。ちなみにスタンド・バイ・ミーも未履修なので男の子たちが何か冒険に出るくらいの認識です。
実際観たら私が妄想型怖がり（ドア開けたらいるんじゃないのとか勝手に妄想して勝手に怖がってるタイプ）なこともあり、めちゃくちゃ怖かったです。
もう怖いのなんのって…怖いしか感想ないです。語彙力皆無。
とにかく怖い！怖い！怖い！！（無駄に大文字）
行く前は「怖かったらドリフの曲を（脳内に）かければいい…」と思いましたが全然脳が仕事しなかったです。怖い。
降り場のないジェットコースターに乗ってる気分でした。降ろしてくれー！！と何度思ったことか。
大丈夫だろうと思ってど真ん中の席なんて取るんじゃなかった…席が結構埋まっていて逃げられない。
隣の人が暗くなっても携帯いじってるような人で始まる前は絶許な気分でしたが、始まった後はただただその存在がありがたかったです…隣にいてくれてありがとう。
終わった後全身痛かったのでものすごく体に力を入れて観ていたようです…。
いやーこれはピエロ恐怖症の気持ちわかるわ…でも私は恐怖症じゃないのでピエロの顔が緩和剤になったお陰でまだ助かりました。これで長い黒髪の女性だったら飛び出してた。両脇人いたから逃げれないけど…。
後はなんでみんな一人でホイホイ行っちゃうんだよ！仲間を待てよ馬鹿！と思って観てましたが、私も何か見えたら怖くて何かを確かめに見に行くタイプなのでわかります…つらい…。
個人的に面白かったのは、あわわわわとバグったみたいなピエロの動きと最後の方のダンス。これは怖くなかった。グロもそこそこ耐性あるようで平気でしたが、お腹を切られたベンが翌日川？池？に飛び込むのが「おいおい傷にばい菌入っちゃうだろ！？」と余計な心配をしたりして気になりました。
そしてツボだったのがクラーク・ケントとロイス・レインみたいって褒め言葉です。今の若い子はわからないのでは（いやドラマあったりするからわかるのかな…）
登場人物については典型的なアメリカ映画やドラマに出てきそうな少年たち集めました！という感じでした。アメリカに行ったこともなければ少年の知り合いもいないので実際はわからないですが…本当に吃音とか遠視眼鏡とかデブキャラってよく見ますよね。そしてからかわれているという。
舞台が1989年なのでビルたちは私より4～5歳年上なんじゃないかと思います。あの歳にあんな怖い屋敷入れやしない。
しかしあんなに可愛いジョージーを怖くするんじゃないよ…私は子どもも怖いんだった…特に白塗りの子が。
後ベバリーがお父さんどついた後のピエロ登場にはめっちゃ体がビクッとなりました。隣のお姉さんもビクッとなってました。
あんな怖い絵扱いされてるモディリアーニは怒っていいと思う。お陰でちょっと怖くなってしまった。
そしてベンが不憫でならない…ビルは美しいし勇敢だし美しいけどさ～～～ベン良い奴だよ～～～～。
普通ホラー映画とかって「生きてる人間の方が怖い」みたいな感じになることもあるじゃないですか…でもこの場合「生きてる人間の方が怖くない！殺せば死ぬもん！」と訳のわからない感想になりました。私くらいの怖がりの方がこの映画を楽しめるのかもしれません…。
怖いと浮くってってところでメリー・ポピンズに出て来る笑うと浮くのを思い出しました。浮くこと自体に何か意味がありそうですがわかりません。ラストで降りてきた人たちは生きてるんでしょうか。でもジョージーは手遅れなんですよね…悲しい。
というか第一章ってなんなんすか…無理続きあるんですか？と思って調べたらwikiに2019年に公開されると書いてました。
でも多分次は家で見ますね怖いんで…ドリフの曲をかけて見ますね…。